韓国伝統婚礼式のススメ

韓国伝統婚礼式のススメ

在日同胞の結婚式は、生活様式そのものが和洋化されている今日においても、
伝統に基づきながらも現代的でなお民族的な結婚スタイルを重んじるケースが多いようです。

結婚までの伝統婚礼式の四礼について

1

議婚[ウィホン]の礼
男女間の婚事を相談する礼です。お見合い、又は恋愛でも両家において当人同士の結婚の相談と意志を確認しあう段階が議婚といえます。この時両家では仲人を立てて両家の意見を調整するケースが多いようです。

2

納采[ナプチエ]の礼
両家ともに諸条件が適当で、合意すれば婚約が成り立ちます。この婚約の手続きが納采(相見礼)です。
まず、男性側が女性側に男性の四柱(四星:年、月、日、時間)を送ります。以後いろいろな判断をし、女性側が婚姻の日取りを決め、男性側に送ります。

3

納幣[ナッぺ]、奉采[ポンチエ]の礼
現在の結納にあたる礼です。
この礼では、新郎側から新婦側に納幣文(婚書)と結納品(目録有り)を届けます。この儀式は立会人をたて、両家の家族が出席し、式場で行われるケースが一般的です。

4

親迎[チニョン]の礼…結婚式
親迎の儀式についてはあまりにも古典的で複雑なため、詳しい説明は省かせていただきます。希望者には弊社にてアドバイスをいたします。
最近では式の挙げ方も多様化しているようなので、個性的な結婚式を望まれる方が大半です。民族的結婚式といえば新郎新婦の式服として紗帽(サモ)、官帯(クァンデ)、チョットリを装い、お色直しではチマチョゴリを装うのが一般的なようです。

結婚後の風習について

新行[シネン]の礼…お嫁入り
結婚式の後日、新婦が新郎と連れ立って婚家に行き、新郎側の両親をはじめ、家族に挨拶をし、贈り物を進上する儀礼です。この儀礼は出身地(故郷)の風習によって行わないこともあります。
最近では儀式の内容も簡素化され当日式後に式場で行うこともあります。

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伝統婚礼式の準備をする際、分からない事・相談したい事があるかと思います。
その全体をバランスよくお世話するのが仲人の大きな役割だと考えております。
弊社ではこの分野に関しては長年の経験と実績で、多くの同胞からご依頼いただいております。

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